2005年06月18日

未来の指定席1

※「フォーチュン・クエスト」((c)深沢美潮/迎夏生/メディアワークス/角川書店)の創作です。
トラパスですので、そのカップルはだめ、カップリング自体だめという方は
ご遠慮ください。







未来の指定席

[1]
おれがいつものようにパステル達の部屋の扉を開けると
ベッドに腰掛けているパステルの膝の上で
ルーミィが耳かきをしてもらっていた。
しかも、気持ちよくなったのか既にすっかり熟睡中らしい。

ふーーーーーーん。
耳かきか…。

「どうしたの?」
おれが来たのを機に終わりにしたのか、
寝ているルーミィを膝からはずし、横に寝かせる。
「いや、昼寝しにきたんだけど…おれもそれしてもらおうかな」
ちょっとの期待がなかった訳じゃないが、ま、どっちかってーと
いつものからかい半分で言ってみた。
当然、あいつは
「はあ? いっつも自分でしてるじゃない」
ときたが、
「だぁらさ、自分ですると取り残しとかあるかもしんねーじゃん。
ルーミィで鍛えたその腕の見せどころだろ?」
と、とってつけた理由でちょっとねばってみたところ、なんと意外にもOKが出てしまった。

「…ふーん、わかった。ま、実はわたし、人の耳かきするの大好きなんだよね!
いいよ!やったげる!」

人の耳かきするのが好き?!
おれには理解不能な感覚でついていけねえが、ともかく何やら
おれにとって嬉しい展開になっていることは間違いない。
ここは素直にのっておくか。
「んじゃ…」
と近づいた時、ふいに気づいた。

ど う い う 姿 勢 で し て も ら え ば い い ん だ ?!

しかし、パステルは何の疑問も持たずに両手を軽く上にあげ
スペースを作っている。
尚も固まっていると何にも考えてなさそうな笑顔で
「あ、左側だとルーミィにぶつかっちゃうかもしれないから、
右側に座ってこっちに倒れて」
とご丁寧にアドバイスをくれた。
…そうだよな。本人がいいって言ってんだもんな。
というか、そういうことを全然意識してないんだよな、こいつは。
そうだ、そうだ。おれも何も考えるな、何も…。
邪念を打ち払うようにしてあいつの右側に座り、横になる…、その、膝の上に。

……。
…無理!
消えやしねえよ、邪念なんてよ!!

やっぱやめよう、こんなこと。
そう思ったおれが
「ごめん。やっぱ…」
と言って頭を持ち上げた途端、すごい勢いで下に押された。
「なっにしてんの、トラップ!危ないじゃないっ!!
もうっ。後ちょっとで耳かきの棒が刺さっちゃうとこだったよ!」
有無を言わせぬ勢いで耳の上の方を左手でひっぱられ、その甲で頭を固定されてしまった。

万事休す。

[2]へ


posted by うみ at 10:11| Comment(2) | TrackBack(0) | FQ創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うみさまこんにちわ!!

!!!!
パステルの耳掻き(膝枕付き)なんてトラップ羨ましすぎ!!!
きっと優しい手つきで気持ちいいんだろうな〜(´▽`)
はぅーいいないいなー☆

んもぅうみさまのへたれトラ
大好物です!!!
ツボです!!!
愛してます!!!!もちろんうみさまを!!!
思い余って告白ですvvきゃッ(*>∀<*)


続き楽しみにしています〜♪♪
Posted by yuu at 2005年06月18日 16:32
yuu様

わーん、いつもありがとうございますーっ!!

えへ。ちょっと趣味に走っちゃいました(汗>微エロ動揺
ヘタレトラ大好物ですか!!
しかも告白付き!!(ゴクリ
じゃこれからご一緒に妄想暴走族・愛のタンデムツアーへっ!!( ´∀`)b

PS 近くのTSUTAYAには、サスケの「彼女」置いてませんでしたぁ orz
しょうがないので、アルバム借りてホクホク聞いてまーす!
Posted by うみ@管理人 at 2005年06月19日 08:36
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